「5日ほどたってから効果を聞くと、『あれほど苦しんでいた腱鞘炎が嘘のように治り、痛みが全くなくなった』と言っていました。」

「それでは、『運動は筋肉を痛めるので、体に悪い。しかし、骨折して回復すると、骨が太くなって強くなるように、筋肉も回復過程が伴えば、しっかりした柔らかい筋肉になる。しかし、筋肉が硬くなった状態で運動をすると、痛めるだけで回復しない。硬くなった筋肉でも回復可能な、最低必要限の運動をすれば、筋肉は徐々によくなる』という原理を理解して、壁に向かって腕立て伏せをすれば、『頸肩腕症候群』はよくなるということですか」と町会長。

「試したのが1人だけなので、頸肩腕症候群の人の何パーセントが良くなるのかという統計データーはありませんが、失敗例がないのは確かです。」

「『腕に体重をかけない』というのがポイントなのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。壁に向かって手のひらをついたとき、体が壁に平行になるように立ち、そこから足を壁側に少し近づけます。」

「肩の方が壁から少し離れている状態ということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。手をいっぱいに伸ばしたとき、肩の方が、足より壁から離れるように立ちます。」

「それでは、腕に体重が全くかからないのではありませんか」と町会長。

「おっしゃる通りです。しかし、腕立て伏せで、体が壁に近づくにしたがって、わずかながら体重がかかるようになります。」

「速いスピードでやってはいけないのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。目をつぶって、筋肉の緊張状態をしっかり感じながら、ゆっくりと腕立て伏せをします。」

「腕立て伏せの回数は、何回ぐらいがいいのですか」と町会長。

「統計的なデーターがないので、適切な回数については分からないのですが、僕の経験では、10回で効果が出ます。」

「そうすれば、5日ぐらいで効果が出るということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「ところで、話が脱線してしまいましたが、『右手首に硬結が現れて、治療が進まなくなってしまった』という話でしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。右手首が固まってしまっていて、それ以上緩まない状態なので、右手の指の関節が手首と連動して緩まなくなってしまっていることに気がついたのです。」

「他に問題は起こらなかったのですか」と町会長。

「肝機能がわずかながら上がってきたので、足の指が長くなり、卓球シューズを大きなものと換えています。」

「肝機能が上がると、足の指が伸びるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「手の指は伸びなかったのですか」と町会長。

2021/6/21

<水道後記21>
『水道後記10』に書いたように、どう頭をひねっても、水道の修理は、茶室と卓球場へ行く水道管を切り離して、母屋と元栓をポリエチレン2層管で継ぐ方法しか思いつかなかった。茶室は30年以上使っていないし、卓球場のトイレも使っていない。茶室と卓球場へ行く水道管を切り離しても何の問題もない。

床下点検口を作ったのでキッチンの床下の配管は分かっていた。床下に潜ってみると、水道管はキッチンの北側で床下の水道管と繋がっていた。

要するに、外庭の南にある門の近くの元栓から北上した水道管は、母屋の東側に沿って北上し、母屋の北東の角にある立水栓を経由して西に曲がり、キッチンの北側を西に向かって走っているのだ。<続く>

2024/6/6